長谷川義史 作
ミシンでなんでもつくってしまう元気なおかあちゃんとその息子ボクの物語。思わず笑ってしまう、全編大阪弁で書かかれた愉快な絵本です。
今回の音楽は前作「おじいちゃんがおばけになったわけ」に引き続き、荒井泰子が片方の手だけで弾く楽曲第二弾として書き下ろされた音楽です。「あっ、このおかあちゃんジャズしてる」と荒井が言っていたとおり、楽しいちょっとしゃれた音楽ができあがりました。ノリノリの音楽で大阪弁の朗読と一緒にみなさん楽しんでください
今回の絵本制作は平野知代子が全編担当しました。見所は長谷川さんのダイナミックな絵とほとんどのしかけを絵本チームが表に姿をみせることなく絵本の裏から操作するところです。
あらま!不思議、仏壇のとびらが開いたり、子供たちの口が自在に笑ったり・・・・。
そしてもう一つのみどころはミシンです。おかあちゃんがなんでもつくったるミシンは、平野のアイディアを妹の宗 佳代子が完璧な形にした自信作。ちゃんとミシンが動いて作っているものがミシンに現れますよ。
どうぞみなさん楽しみながら見てください。