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作品紹介

■ はなさかじいさんオリジナル(文:なかいきえ え:ひらのみちよ)

初のオリジナル

数ある日本昔話の中から物語が奥深く大型絵本にしたとき華やかな「「はなさかじいさん」を私たちの活動20周年記念作品(16作品目)としてとりあげました。今までは既存の絵本がありそれを大型忠実模写して作ってきましたが、これは中井貴惠再、平野知代子絵という初のオリジナル作品です。


■ 制作秘話

♪大判小判がざっくざっくざっくざく♪

テーマ曲は右手のピアニスト荒井泰子が、初めて妹高槻真理子と一緒に弾く曲として作曲しました。できあがりの音を想像しながら作るので、片手演奏の楽曲を作曲するよりそれははるかに難しい作業でした。「桃太郎」や「金太郎」にもおなじみの歌があるように「はなさかじいさん」にも歌があります。もちろんその楽曲もアレンジを加えところどころにちりばめられています。

伝えよう!「大好き」ということ

この作品を通して我々が伝えたいのは命の尊さはもちろんのこと、我々日本人が一番苦手とする「大好きということを言葉にして伝えよう」ということです。国語の教科書にも載ったこの作品。これを見て、一人でも多くの子供たちそして大人たちが素直な自分の気持ちを照れないで愛する人に伝えていってもらえたらと思っています。

登場人物が動くよ!

メンバーの老齢化により本体を軽くするためスチレンボードを背景にして、 登場人物は遊園地のお化け屋敷でレールによって素早く出てくる幽霊にヒントを得て、 雨どいをレールにしてキャスター付き台車を作って人物を乗せました。 圧巻は枯れ木に花が次々と咲いていくシーン。 花盛りの美しい野山をどうぞお楽しみください。

■ 舞台設置図


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