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作品紹介

■ ずーっと、ずっとだいすきだよ 評論社

ハンス・ウィルヘルム / 作・絵

幼い頃は素直に言えた 「だいすきだよ」という言葉。 大好きなものに「大好きだよ」と 伝えてみませんか?


※この作品では朗読に手話を取り入れています。

■ 制作秘話

いつもとちがう!

これまで3作きつねのこシリーズを描いてきた平野は、今度初めて違う作品を手がけていつもと違う手ごたえに悪戦苦闘の連続でした。大胆な筆遣いで描けたこんすけシリーズと違い、この作品は幾度も色を重ねていかないと原画のタッチがなかなか表現できないようです。こんすけの作品より何倍もの時間を費やしたこの作品。苦心の自信作をどうぞ、存分にお楽しみください。

伝えよう!「大好き」ということ

この作品を通して我々が伝えたいのは命の尊さはもちろんのこと、我々日本人が一番苦手とする「大好きということを言葉にして伝えよう」ということです。国語の教科書にも載ったこの作品。これを見て、一人でも多くの子供たちそして大人たちが素直な自分の気持ちを照れないで愛する人に伝えていってもらえたらと思っています。

たくさんの子供たちに邦楽器の素晴らしさを

今まで「きいろいばけつ」では一緒に活動してきた三塚、小野の尺八、筝をもっとたくさんの方たちに聴いていただきたいと、今度のこの作品にも参加をお願いしました。「きいろいばけつ」は絵の大きさが通常の3倍ということから広い場所でしか公演をすることができませんでした。でも、この作品は、幼稚園や保育園のプレイルームや病院の病棟でもぜひできるようにと、大型絵本のサイズもややコンパクトにし、少しでもたくさんの所で邦楽器の概念を打ち破るこの音楽を聴いていただきたいと思っています。

オリジナル曲ぞくぞく完成!

今までの作品でも数々のオリジナル曲を披露してきた荒井。今回、作曲に三塚、小野が加わったことで、三人の感性が溶け合い、そして活かされて数々の名曲が生まれました。全編をオリジナル曲で通している「ずっと、ずっとだいすきだよ」。素敵な音楽とともに、皆さんの心の中にエルフィが生き続けてくれるのではないでしょうか。

手話に挑戦

聴覚障害の子供たちにも何とか私たちの作品を楽しんでもらえないかという願いから、朗読に手話を取り入れることにしました。行慶寺ルンビニ幼稚園の小俣園長先生のご協力により、手話通訳の谷千春さんと田中由紀子さんに手話の手ほどきを受けることができました。谷さん、田中さん、お世話になりました。

■ 舞台設置図


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